AI時代はシャーマンが一般的な職業となるのかもしれない
ChatGPTが世の中に公開されてから、早くも1ヶ月半ほど経ちました。
その間、ChatGPTに対する興奮は収まるどころか、日に日に関心度が高まっています。また、ChatGPTの威力を目の当たりにして、危機感を覚えている人も増えています。
その中でも多いのが、ChatGPTなどのAIサービスが人々の仕事を奪うという意見です。
確かに、質問に対して即座に、そして的確な回答が返ってくるのを見ると、感動とともに恐怖の念を覚えるのは避けられません。
一方で、「質問の仕方」によっては、想定していなかったようなクオリティの回答を引き出すことができるのも事実です。
つまり、「何をAIへ問いかけるか」によって、得られる知識や情報に雲泥の差が出るということです。そのため、AIとの「コミュニケーション力」が、一種の特殊スキルとなりつつあります。
この「問いかけ」ですが、英語では「Prompting」と呼ばれています。
すでにいくつものメディアで「Prompting」の重要性が取り上げられており、教材まで提供しているサイトもあるほどです。
ChatGPTはチャットベースのシステムです。もしかしたら、コマンドプロンプトやLinuxを使ったことがあれば、コマンドラインを操作している感覚になった方もいるかもしれません。
実際のところ、ChatGPTへの「問いかけ」は、コマンドを打ち込んでレスポンスを得るという操作にかなり近いところがあります。大きく違う点は、使用するのがパソコン由来のコマンドではなく、自然言語であることです。
この自然言語でAIを操作する流れは、今後も続くかと思います。
一方で、AIシステムがこれから(大量のデータを吸収して)ますます強力になると仮定すると、そのシステムは、私たちの理解の範疇を超えたものになる気配があります。
それはもしかしたら、今の宇宙や自然に近しい存在になるのではないでしょうか。
そして、そんな超絶難解なシステムに対して、言葉や思想で「問いかけ」たり、「対話」するスペシャリストが生まれるかもしれません。
そのスペシャリスト達こそが、シンギュラリティ時代の「シャーマン」に他なりません。
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AI時代を生きるコツは「柔軟な夢」を持つこと