同居人と掃除の価値観が全然違う?!キレイ好きが精神崩壊しない方法
家族や恋人、ルームメイトかどうかに関わらず、同居人と「掃除の価値観」が合わないことが大きなストレスの原因になりやすい。例えば、キレイ好きが誰かと一緒に住み始めると、脳の一部分が常に落ち着かない感じがする人が多いのではないでしょうか。また逆に、常に自分の普通の感覚以上の掃除を求められるのも、イライラしますよね。
この記事は、キレイ好きの方向けに書いています。なぜならば、キレイ好きな人が「個人的な基準を押し付けるの良くない」という道徳的な結論に至ると我慢するしか道が無いからです。
もちろん、多くのウェブサイトで書かれているように「コミュニケーション」で同居人との「最適な基準」を設けるアプローチも確かにあります。しかし、本当にその基準に満足していますか?
価値観が違う他者が対話をすると、多くの場合は「妥協」することになります。仮にその「妥協」に満足しているなら、そもそも掃除の価値観についてググらないのではないでしょうか?
では、キレイ好きが我慢し続けることは可能なのか。
確かに可能な人もいます。でも、一部のキレイ好きは気付いているはずです。
自分の心が少しずつ「精神崩壊」に向かっている感覚に。
※そこまで程度はひどくなくても、もうちょっと自分の「基準」に忠実でいたい方のほうが多いと思います。
でも、苦しいときこそチャンス(だと言われています)。そのフラストレーションは、大きなエネルギーとなり得ます。そして、今まさに、片付けられるのを心待ちにしている場所があります。
それは、あなたのデジタル空間です。
目次
デジタル・クラッターとは?
デジタル・クラッター(Digital Clutter)とは、あなたのデータやファイル、オンラインアカウントなどの「情報の乱れ」です。例えば、消していない何百枚ものスクショ、デスクトップ上のファイル、スマホ上の使っていない無数のアプリなどです。
デジタル・データが散らかっていると、デバイスの処理速度の低下だけではなく、あなたの時間も大幅に奪われます。
1日に45分間ものあいだ、私たちはデータを探すことに時間を費やしていると言われています。また、デジタル・クラッターは生産性の低下とストレスの原因になるだけではなく、サイバーセキュリティ上のリスクを増加させると考えられています。
Source: Dealing with digital clutter: What it is and 6 places to practice digital minimalism
いずれにせよ、仮にキレイ好きの方でも、その人のデジタル空間が高い基準で片付けられているとは限りません。むしろ、デジタル空間は無法地帯と化している可能性の方が高いです。
しかし、考えてみてください。
デジタル空間以上に「個人的な空間」はあるのでしょうか?そして、パーソナルな場所こそ、思う存分自分の価値観を反映させることができるのではないでしょうか?
何から着手したらいい?
まずはスマホ内のデジタル空間から着手するのがいいと思います。1日の中で、一番頻繁に使うデバイスだからです。
掃除の対象は無数にあります。
・未使用のアプリ
・不要な写真
・いらないウィジットを非表示にする
・電話帳の連絡先を整理する
・ラインの連絡先を整理する
・SNSでフォローしているアカウントを整理する(←一番大事かも)
とにかく、無限に掃除可能です。
もし仕事用のパソコンが支給されていたら、同じことができますね。
仮にスマホが終わったら、次はオンラインアカウントにも着手できます。
・使っていないアカウントをパスワードアプリから消す。
・パスワードの重複を解消する。
ここから先は、パソコンでやったほうがいいかもしれません。
・ブラウザのお気に入り(数年分のサイトが溜まっているはずです)
・ブラウザで開いている、不要なページを閉じる
・ファイル、ドキュメントを整理する
さらに突き進むと、
・サブスクの音楽アプリで「いいね」した曲
・etc
あなたのデジタル空間は永遠に掃除可能で、どんなに高い基準でも設けることができます。
「キレイ好き」にとっては、無限の可能性を秘めています。
Source:
Always fighting about cleaning? Follow these 4 principles for a happier household
ニヒリズム脱却のヒント? 最新の哲学から学べることとは?